フェイキックIOL(2007年)とICL(2026年)の違い
ICL術後19年目のリアル

フェイキックIOL(2007年)とICL(2026年)の違い

💡 おことわり 💡

運営者本人は、医療従事者ではありません。このサイトに記載の記事は、あくまでも手術を受けた本人が術前術後に調べ纏めたものとしてお読み下さい。また、最新且つ正確な医療情報については、必ず担当のお医者さんに御確認下さい。

最初に結論:名前は異なるものの、基本は同じ手術

2026年現在、日本国内でも認知が広がりつつある【 ICL(アイシーエル)】。2007年に私が手術を受けた当時は【 フェイキックIOL(アイオーエル)】という名称が一般的でした。この2種類の手術、どちらも『水晶体を残したまま(=有水晶体)、目の中にレンズを入れて視力を矯正する手術』を指します。

一般名詞【フェイキックIOL】、登録商標【ICL】

【Phakic IOL/Intra Ocular Lens(フェイキックアイオーエル)】を直訳すると、有水晶体眼内レンズの意味です。眼内レンズといえば白内障手術が有名ですが、白内障手術では濁った水晶体を抜去してレンズを挿入します。一方フェイキックIOL手術では、水晶体を残したままレンズを設置するため、この一般名称が広く使われるようになったようです。

また昨今よく耳にする【ICL/Implantable Collamer Lens(アイシーエル)】は、直訳すると眼内埋め込みコンタクトレンズの意味であり、またスターサージカル社の登録商標でもあります。一般的には、フェイキックIOL同様「水晶体を残したまま、視力矯正のために入れるレンズ及びその手術」を指します。

例えるならば、一般名詞の【フェイキックIOL】は「セロハンテープ」に、登録商標の【ICL】は「セロテープ(ニチバン社 の登録商標)」に該当するようなイメージです。

2007年の主流:フェイキックIOL(前房型)

【フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ埋め込み手術)】には、レンズを黒目の前側に入れる「前房型」と、後ろ側に入れる「後房型」の2つのタイプがあります。私が2007年に受けたのは前房型のフェイキックIOLであり、現在主流の【ICL】は後房型のフェイキックIOLにあたります。

項目
2007年当時に私が受けた手術
2026年現在主流の手術
分類(一般名)
フェイキックIOL(前房型)
フェイキックIOL(後房型)
代表的な製品
Artisanレンズなど
レンズの設置位置
前房(黒目の前)
後房(黒目の後ろ)
房水循環用の穴
なし(虹彩切除が必要)
あり(Hole ICL / 虹彩切除不要)

機械器具 72 視力補正用レンズ 高度管理医療機器 有水晶体後房レンズ JMDN コード:47413000 アイシーエル(承認番号:22200BZY00001000)

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA;Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)

2026年現在の主流:ICL(後房型)

これに対し【 ICL 】は、レンズを黒目の後ろ側(後房)に入れるタイプです。また、埋め込むレンズ自体に予め穴が開けられており、虹彩切除が不要。このことで房水(眼の中の水分)のめぐりが改善され、私が受けた前房型手術よりも更に安全性や利便性が高まっているようで頼もしいです。

まとめ:専門的な情報は、クリニックで確認を

私は医療従事者ではありません。手術に関する情報については、必ず専門の眼科医の先生に御相談下さい。

また、目の状態や術後どうなりたいかの希望は人それぞれ異なります。御自身の目が最新のICL(後房型)に適応しているかどうか判断するには、専門の眼科クリニックでの詳細な検査が必要です。まずは信頼できる医療機関で「適応検査」を受けてみるのが、快適な視界への第一歩となります。

💡 再度おことわり 💡

運営者本人は、医療従事者ではありません。このサイトに記載の記事は、あくまでも手術を受けた本人が術前術後に調べ纏めたものとしてお読み下さい。また、最新且つ正確な医療情報については、必ず担当のお医者さんに御確認下さい。